当院では、巻き爪治療を行っています。患者さんの許可を得て実際の治療の様子をご覧ください。
1枚目は治療前の写真です。完全に爪が巻き込まれ、皮膚に陥入しています。
次は、形状記憶合金のワイヤーを入れた直後です。
すぐにワイヤーの力で巻いていた爪が、戻ろうとしています。瞬間接着剤で止めますがワイヤーの端を短くしようとし過ぎるとワイヤーの戻ろうとする力でワイヤーが抜けてしまうので注意が必要です。
1ケ月後の写真です。
爪が通常の曲線具合に戻ってきています。靴下にワイヤーが引っ掛かりますので、ワイヤーの端をカットします。
2ケ月後の写真です。
ワイヤーの端を切っていくと自然とワイヤーが外れます。
ワイヤーが外れた後はニッパーで爪を切り、ヤスリで整えました。
実は重要なのは、ここからで再発予防のためには普段の歩き方が重要です。
巻き爪にならないためには普段の歩き方が重要です。踵で地面について、最後には親指の付け根の辺りで地面をしっかり蹴らなくてはなりません。この最後のところでしっかり親指で地面を蹴ってあげないと、地面から爪に対しての反発力が弱くなり巻き爪になると言われています。少し歩幅を増やすことで地面を蹴りやすくなる場合があります。試してみてください。また、次のページにあるように、普段からの「爪のケア」も重要です。
ポーラファルマ(現 サンファーマ)より
市販されているもので、このようなものも見つけました。試してみるのも一つかもしれませんね。
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