2024年2月14日 5:00
ダイハツ工業(大阪府池田市)は13日、奥平総一郎社長(67)や生え抜きの松林淳会長(69)ら取締役5人が退任すると発表した。後任の社長に親会社トヨタ自動車から井上雅宏氏(60)が就く他、トヨタから2人を副社長、取締役として迎える。3月1日付。車の量産に必要な国の「型式指定」を巡る認証不正は、現場への重圧が招いており経営体制の刷新で企業風土を改革する。京都工場(京都府大山崎町)では12日、約1カ月半ぶりに生産を一部再開した。
トヨタによる経営関与を強め、不正を防止する体制を構築することを目指す。新車の開発負担軽減に向け、軽自動車中心の業態への転換も検討する。ダイハツの会長は置かない。トヨタは引責辞任との見方を否定した。
井上氏はトヨタの中南米本部長で、ブラジルやアルゼンチンで改革に取り組んだ実績がある。
北海道新聞よりシェアしました https://www.hokkaido-np.co.jp/article/974917/
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